積水ハウスは4月14日、「3本は鳥のため、2本は蝶のために、日本の在来樹種を」という思いを込め、2001年から始めた「5本の樹」計画の植樹本数が累計1,611万本に達したと発表した。
これまで、「5本の樹」計画にあわせ、庭に植えた樹木の楽しみ方や手入れ方法、蝶や野鳥の情報にオンラインでアクセスできる「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」や2次元バーコード付「樹木プレート」を試験的に運用してきたが、このほど対応する樹種を大幅に増やすとともに、内容を大きくリニューアルした。
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デベロッパーもマンションや分譲住宅の植栽・外構に力を入れているが、同社の「5本の樹」計画に勝てるところはまずいない。圧倒的な質量にあきれかえるほどだ。1本1本、お客さんも納得しているはずだから、お客さんも立派だ。最近の建売住宅はぺんぺん草も生えないのが普通になっている。
「樹木プレート」もいい。記者などはスマホを扱えないので調べようもないが、樹木や野鳥、昆虫類だけでなく野草も加えたらどうか。スマホをかざしただけで名前などが分かったらどれだけ散歩が楽しくなるか。技術的には可能なはずだ。