コスモスイニシアは5月13日、2020年3月期決算を発表。売上高1,105億円(前期比5.7%増)、営業利益60億円(同11.7%増)、経常利益52億円(同3.9%増)、純利益34億円(同25.1%減)となった。高収益物件の引渡等によりソリューション事業が前期比大幅な増収・営業増益となったが、新型コロナウィルス感染症の影響により宿泊事業は 2020年2月以降客室稼働が低下し、運営収益が悪化した。
今期業績予想は、「10月以降に収束へのステップが進展し、期末には感染症影響以前の事業環境に近づく想定のもと作成した」とし、売上高1,050億円(前期比55億円減)、営業利益0(同60億円減)、経常損失8億円(前期利益52億円)、純損失8億円(同34億円)と予想。新型コロナウィルス感染症の影響により、特に宿泊事業が前期比大幅な減収・営業減益の見通しとしている。年間配当(前期13円)も見送る。