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2013/04/05(金) 00:00

野村不〝オハナ〟好調 「草加谷塚」1カ月で78戸申込

投稿者:  牧田 司記者

野村不動産〝オハナ〟好調続く

「草加谷塚」は1カ月で78戸申し込み 単価は超割安の129万円

 


「オハナ草加谷塚」完成予想図

 

 野村不動産の第一次取得層向けマンションブランド〝オハナ〟の第5弾「オハナ草加谷塚」を見学した。3月に分譲した1期88戸のうち74戸に申し込みが入るなど、厳しい市況の東武伊勢崎線沿線では驚異的な売れ行きを見せている。

 物件は、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)谷塚駅から徒歩7分、草加市谷塚町字谷際に位置する9階建て全127戸の規模。第2期(戸数未定)の専有面積は66.13~75.53㎡、予定価格は2,200万円台~3,000万円台(最多価格帯2,800万円台)、坪単価は129万円。竣工予定は平成26年1月上旬。施工は長谷工コーポレーション。

 現地は、急行停車駅の草加駅から徒歩17分の表示で、歩こうと思えば歩けないことはないが、やはり最寄り駅は各駅停車駅の谷塚だろう。駅からのアクセスはあまり車が通らない住宅街を抜けたところで、道路を挟んだ南側は地区計画により中層建築物以下に抑えられている。現状は戸建てなどが建ち並んでいる。

 最大の特徴は価格の安さ。冒頭にも書いたが、坪単価は129万円だ。業界関係者ならこの単価がいかに安いかがお分かりだろう。記者は数カ月前に130万円ぐらいで分譲されることを知りびっくりしたほどだ。今後分譲されるマンションなら土地代がただでもできない〝超〟を付けたいぐらいの割安単価だ。

 どうしてこれほど安い単価で分譲したのかは分からないが、地元の人以外ほとんど知られていない谷塚駅圏で早期完売しようとしてはじき出したのだろう。野村+長谷工だからできる単価設定でもある。

 この〝超〟が付くほどの割安単価であるにもかかわらず、若干残したのも高単価・高グロス価格になると売れ行きがバッタリ止まるこの沿線の特殊性を物語っている。それでももモデルルームをオープンしてまだ 1 カ月しか経過していないのにこの数字は驚異的だ。同沿線のマンションの売れ行きとしては東武鉄道「ソライエ草加松原」を上回るスピードだ。設備・仕様も沿線のマンションと比べればむしろ水準以上だ。南向きのスパンはほとんどが6300ミリ以上。

 申込者はもちろん地元中心のファミリーだが、戸建てからの買い替え、買い増しもあるという。賃貸の相場は70㎡で11万円ぐらいというから投資需要も見込める。これほど充実した賃貸マンションなどないはずだ。


〝オハナ〟の定番のシンク下(収納スペースはないが、ゴミ箱と子ども用の脚立がある。ニースペースにもなる)

 

「オハナ」の人気の秘密を見た 野村不「玉川上水」(2/22)

 

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