住友不動産は6月1日、With/Afterコロナの新たな販売手法=「リモート・マンション販売」を全国すべての販売物件を対象開始したと発表した。
購入検討の初期段階「情報収集」から「モデルルーム見学」-「申込み・契約」-「重要事項説明」-「引渡し」に至るまで希望に応じて非対面による対応を可能とする。
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この種の販売手法は、先日(5月29日)、三菱地所レジデンスが採用を決定した。今回の住友不動産は「申込み・契約」-「重要事項説明」-「引渡し」まで可能となる。
ここですべてのデベロッパーにお願いだ。緊急事態宣言が解除されても、マンションモデルルーム見学は来場者とスタッフの安全を最優先し、われわれ記者などの見学は断られるケースが増えるような気がする。
当然の対応だと思うし、小生などのような高齢者&基礎疾患によるあれやこれやの〝害毒〟を垂れ流されたくないと考えるのもよく分かる。そうでなくても「掲示板」などでネガティブ情報が氾濫している。
だが、しかし、物件の商品企画・設備仕様・住環境などはオンライン接客では正確に伝わらないはずだ。購入検討者もまたセカンド・オピニオンを求めているのではないか。
小生は、購入検討者向けに記事を書いているわけではないが、読まれてもかまわないように〝劣悪なものは取材しない・書かない〟を基本に、顧客の視線から取材して記事にしている。ミスリードをしないよう注意を払っている。記者の役割はデベロッパーと消費者の橋渡しだと考えている。
取材には万全の態勢で臨みますので、取材に応じていただくようお願いします。
三菱地所レジデンス 全国エリア48物件すべてに「オンライン接客」導入(2020/5/29)