ポラスグループの中央グリーン開発は6月3日、先に行ったオンラインによる分譲住宅入居者交流会イベントの模様を報告した。新型コロナウイルスの影響により、移動や集合しての開催が難しいことから、初めてオンラインで開催したもの。
埼玉県越谷市の「パレットコート北越谷 フロードヴィレッジ」(全64戸)では5月17日、3回目となる植栽ワークショップを行った。対象となる25世帯のうち10世帯が参加。
各家庭には事前に植物が配布され、スコップなどの必要な道具も用意され、ピンクアナベルやミニバラ「グリーンアイス」など14種類の植物の土の作り方から、植え方のコツや注意点などがライブ配信された。
参加者からは、「楽しかった」「気温が上昇したので、家の中でレクチャーを受けられるのが良かった」「リアルだと、講師の実演が前の人に隠れて見えない場合があるが、オンラインだと、講師の手もとなども確認できたので良かった」などの声が寄せられた。
2020年4月末から入居を開始した東京都清瀬市の「ママトコ清瀬」(全12棟)」では5月30日、「交流会&整理収納セミナー」を開催。8組が参加し、参加者同士の自己紹介(名前、家族構成、収納について困っていること等)に始まり、整理収納アドバイザーが使い方次第で大きく変わる収納の活用方法をレクチャーした。
参加者からは「オンラインで、最初は不安もありましたが皆さんと交流ができて良かった」「なかなか人と会えない時期に、オンラインで行っていただき、とても楽しく、ためになった」などのコメントが寄せられた。
同社は2001年から入居後のコミュニティ醸成をサポートする「入居者交流会」を開催しており、昨年度は22件のワークショップを実施した。様々なイベントのほか、同時開催で町会説明会、住民による管理組合体制の設立・運営のサポートも行っている。