JR東日本グループの鉄道会館は7月2日、JR東日本最大規模のエキナカ商業施設「グランスタ東京」の施設詳細を発表した。JR東京駅北通路周辺整備事業の一環として8月3日に開業するもので、新たに生み出されたスペースに66店舗が出店し、既設の88店舗と合わせて154店舗・約11,300㎡の施設となる。
「TRY NEW TOKYO ST.」(トライニュートーキョーステーション)をコンセプトに、今までにないエキナカ空間を創造し、エキナカ初登場の老舗、名店、新ブランドのほか〝朝獲れ〟の魚介類販売、〝ハシゴ酒〟が楽しめる「横丁エリア」が誕生。・食堂車を再現した〝鉄道レストラン〟などが誕生。今までのエキナカの概念を超える新体験を提供する。
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プレス・リリースは17ページにも及ぶもので、一つひとつ紹介する余裕はない。小生が興味のあるのは〝今まで見たことがないトイレ〟だ。
プレス・リリースには「水景をテーマとした個性的なトイレが登場。様々な演出で癒しを提供する他、ICTを利用した空室表示も備えます。入口に大型サイネージを設置。水景をテーマとした映像でお客さまを迎えます。トイレブース内では鉄道で訪れることのできる日本全国の水景を紹介。個室毎に異なる写真を用い、お客さまに新発見を提供します。手洗いには水が壁を流れる装飾を設置し水景のコンセプトを表現。入口にはバカン社のICT技術を用い空き状況を表示しています」とある。
なるほど。不評を買っている駅のトイレのイメージを一新するかもしれない。オープンしたら利用してみたい。しかし、こんなことをしたら入ったきり出てこないお客さん・利用者が激増し、〝利用まで1時間待ち〟の事態にならないか。〝行列のできるトイレ〟〝空かずのトイレ〟は洒落にもならないのではないか。トイレで食事や読書、仮眠する人もいると聞くので余計心配だ。
他の店舗などについては、問合せ先TEL:03-6212-1740 / HP:http://www.tokyoinfo.comへどうぞ。
STATION RESTAURANT THE CENTRAL