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2020/07/08(水) 16:01

東京都 新型コロナ感染者 6日連続100人超/記者だけでなくパソコンも狂いだした

投稿者:  牧田司

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 東京都は7月7日、新型コロナウイルス感染者が新たに106人判明したと発表した。うち47人(44.3%)が感染経路不明。感染者は6日連続で100人を超えた。(8日は75人だとか)

◇       ◆     ◇

 最近のメディアは、〝夜の街〟〝新宿・渋谷〟〝ホストクラブ、キャバクラ〟など感染者の属性をかなり詳細に報じているので、記者は触れない。

 合点がいかないのは、大雑把な数値しか報じないことだ。これは、都が積極的に発表していないからでもあるが、感染者は東京都だけで7,000人近く、全国で2万人を突破した。そのデータは蓄積されているはずだ。

 東京都と北九州市の感染者でもっとも多いのは若い人(大阪も同様か)で、とくに女性の感染が目立つが、属性はまったく異なるはずだ。北九州、大阪の〝夜の街〟関連は少数派だ。科学的データに基づいて正確に感染動向を捉えるのが基本ではなかったか。

 別表は、記者が東京都のオープンデータをたどり、コロナ拡大前期(3月30日~4月5日)、直近2週間前(6月24日~6月30日)、そして直近1週間(7月1日~7月7日)の感染者の年代別・性別属性を示したものだ(メディアは都が公表している世代別・性別のトータルの人数をそのまま報じているだけ)。

 この数値だけでは〝真実〟は見えてこないかもしれないが、読者のみなさん、何が変わりどこが変わらないのか、数字とにらめっこして考えていただきたい。

 ヒントは感染経路不明者の比率だ。拡大前期は58.5%で、2週間前は50.5%、そしてこの1週間は39.2%となっている。小池都知事が「以前と異なる」と強調しているのはこの不明比率だ。感染源を追えているということのようだが、記者は甘いと思う。感染源を徹底して明らかにしないと不安はぬぐえない。オープンデータ(リソース)を利用しきれていない。

 救いなのは、拡大前期と比べ高齢者の感染者・比率が最近は減少していることだ。これは明らかに〝三密回避〟〝外出自粛〟の呼びかけの成果だろう。

 ただし、20代の男性と女性のほか30代から50代の男性の感染者もこのところ増加傾向にあるのは気になる材料だ。再びパンデミックを起こさないか心配だ。

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 記者はもう4カ月以上テレワークを続けている。連日のように新型コロナの記事を書いているためか、相棒のパソコンも変調をきたしている。

 「三密」は「三蜜」になり、「野球観戦」を「野球感染」に、「三密を避ける」を「三密を酒る」に勝手に変換する。どうして忖度しないのか。もう嫌みと死か(これまたどうして「し」でなく「死」なのか)言いようがない。

 ついにパソコンまでに馬鹿にされるようになったか。それとも、小生の狂いつつある性行(これだけはきちんと変換した)にしっかり馴染んできたということか。新型コロナは間違いなく世の中だけでなく、人間の思考・行動とITも狂わせつつある。

 コロナ禍でも冷静なのはカラスとスズメバチだ。発情期を迎えたカラスが人を襲うことは知られている。先日、出掛けにちょうどカラスと遭遇した。襲ってきたら叩きのめしてやると身構えたら、小生の殺気立った気配を察知したか、頭のいいそのぬゑそのもののカラスはそっぽを向き、「アホ」と小ばかにした鳴き声をあげ飛び去った。

 スズメバチはどうかというと、わが団地の除草祭(なんで変換候補に「女装」が表示されるのか)のとき、サツキ・ツツジの剪定を行っていたら、だしぬけに数匹のスズメバチが生垣から飛び出してきた。ソーシャル・ディスタンスどころか彼らあるいは彼女らとはほんの数センチしか距離はなかった。「ハチだ!ハチだ!」と叫び、その場を逃れたのだが、どうしてスズメバチは小生を襲わなかったのか。〝こんな老いぼれ、刺すほどの価値はない〟と見下したのではないかと結論付けた。小池都知事も〝夜の街〟などと蜂の巣をつつくようなことをしなければもっと違った展開になったのではないか。

 ついでに「除草ヤギ」について。わが多摩市では〝駅近〟の駐車場法面の雑草狩り経費を削減するためか、その効果のほどは定かではないが、ヤギにその役割を課して放し飼い(夜間はどこかの塒に帰るらしい)にしている。しばし観察した。約30分様子を伺った。おなかはパンパンに張っており満腹(子どもをはらんでいるメスには見えなかった)のはずなのに、彼らはひたすら草をはみ続けた。

 どんな草を食べるか、皆さんはご存じないだろう。取材と一緒だ。漫然とものごとを眺めるだけではなにも見えてこない。小生は30分間もしっかりと観察したお陰で、ヤギの食事について知ることができた。

 食べていたのはほとんどかススキだった。しかも、硬そうな茎の部分ではなく若葉を中心にのべつ幕なし音を立てて食べていた。特定外来種に指定されている嫌われもののオオキンケイギクに手(正確には口)を出すことはしなかった。仕方なく食べていたかもしれないので、ススキが好きなのかどうかは不明。

 ネットによると、ヤギは好きなものなら食べ続ける習性があり、食べ過ぎで倒れることもあるという。なるほど。あの青みがかった目は白内障のようでもあり、どうみても利口そうには見えない。ヤギのおっぱいは美味しいが…。

 馬鹿馬鹿しい記事に付き合っていただいた読者の皆さんに感謝します。悪いのは私でなくコロナですから。ご勘弁を。

 そういえば、今日は大和ハウス工業が「ニューノーマルな時代の住宅」について記者説明会を行った。記者は「アブノーマルな時代」が「ニューノーマルの時代」になると理解した。

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わが多摩センターの「除草ヤギ」(ススキを食べるのはいいが、根っこを残すのでまた生えてくる。ヤギは頭がいいのか悪いのか)

激増する若者のコロナ感染 減らない経路不明 蜂の巣をつついた〝夜の街〟発言・報道(2020/7/4)

 

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