「100クレアモントアベニュープロジェクト」外観イメージ(右側高層建物)
大和ハウス工業は7月15日、米国ニューヨーク州マンハッタンの地上41階建て複合型超高層分譲マンション事業「100クレアモントアベニュープロジェクト」の概要を発表した。
同社の米国現地法人Daiwa House Texas .Inc.(ダイワハウス テキサス) を通じ、豪州シドニー に本社を置くLendlease Corporation Limited(レンドリース コーポレーション)の米国現地法人と行う事業。
「100クレアモントアベニュープロジェクト」は、 Union Theological Seminary(ユニオン神学校)のキャンパス内で開発するプロジェクトで、教育施設や文化施設が建ち並ぶ「モーニングサイドハイツ地区」に位置。
建物は、ユニオン神学校の教育施設や教職員住宅で構成される同地区で最大の超高層地上41階建て延床面積約33,000㎡。販売住戸は165戸で、居住面積は65~315㎡、中心価格帯は2億3,000万円台になる模様。販売開始は2021年8月。竣工予定は2023年3月。
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建設地は、「人種のルツボ」と言われるマンハッタンの教育施設が多いエリアというから、東京の3A(赤坂、麻布、青山)や六本木、銀座、新宿、渋谷でもなく、文京区本郷や御茶ノ水エリアに近いのか。
中心価格が2億3,000万円台と言われても、その中心価格帯の居住面積が分からないので高いのか安いのかさっぱりわからない。仮に25坪としたら坪単価は920万円くらいか。
同社のこれまでの国内最高単価マンションは「プレミスト六番町」の坪単価800万円超だ。これを上回る同社の最高単価・高額マンションになりそうだ。完成予想図を見る限りでは立派な建物だ。
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