積水ハウスは8月21日、キッズデザイン協議会の「第14回キッズデザイン賞」に、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で2点、「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で4点、計6点が受賞したと発表した。同賞の受賞は創設以来14年連続、計93点となった。
「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で受賞したのは「積水ハウスのキッズデザイン コドモイドコロ」と「大網白里市子育て交流センター」。
前者は、成長過程で身につける感性・知性・身体・社会性の4つの力を、発達に適した時期に伸ばす「コドモイドコロ」を2020年4月にリニューアルしたもので、「ベビー期」「キッズ期」の子どもを育てる親の疑問・悩みを解決する住まい提案を、共感しやすいQ&A構成で紹介している。
後者は、隣接する大網小学校の学童保育室不足の解消とともに、放課後子ども教室、児童館、子育て支援、母子交流機能を集約。子育てをワンストップで支援出来る環境を整えた。
「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で受賞した「関東住まいの夢工場 小林さんち。」は、10年後の子育てファミリーにもフィットする提案や、見て伝わるリアルな暮らし演出など「共感する暮らし」を発見しやすい仕掛けとなっている。
「子育て世帯の住環境提案」は、子育て世代のための在宅ワーク対応型賃貸住宅「シャーメゾン」で提案したもので、ON・OFFの切り替えがしやすい住まいの環境を整えている。
「Open Village ノキシタ」は、「つながり」と「役割」で健康になる街づくりをコンセプトとした仙台市東部の共生型複合施設。中庭を囲むように「保育園」「交流施設」「カフェ」「障がい者サポートセンター」の4つの施設を配置している。
「それ、こどもOSです」は、子どもの遊び行動に見られる特有の思考や行為を表した22の行動言語「こどもOS」について、性別・年代別の出現傾向を分かりやすく冊子にまとめたもの。