⼤和ハウス⼯業は9月25日、ナスタと共同開発した戸建て住宅向けの据え置き型ダストボックス「D's stocker(ディーズストッカー)」を10月1日から全国発売すると発表した。
「D's stocker」は45ℓ入り⼩サイズ(外⼨:幅403mm×奥⾏き356mm×⾼さ699mm)と、100ℓ入り⼤サイズ(外⼨:幅903 mm×奥⾏356 mm×⾼さ699mm)の2種類。価格は小サイズが30,000円、大サイズが40,000円。販売目標は年間1,000台。
同社は、「新型コロナウイルスの影響により新しい⽣活様式へ変化し、⽇⽤品などの買い物だけでなく、⾷事も外⾷を控えデリバリーや⾃宅で料理をする機会が増加したことにより、段ボールやプラスチック容器などの家庭でのごみの量が昨年に⽐べ約10%増加し、約70%の人がごみの分別にストレスを感じている」ことから開発したとしている。
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戸建てのごみ収集方法は自治体によって異なるのだろうが、戸別収集ならこれは便利だ。臨家とのトラブルの種にならないか心配もしたが、蓋は臭気が漏れださないようしっかり閉まるソフトクローズ機能付きだった。ごみ箱ですらソフトクローズ付きにしているのだから、引き戸などをそうしていないマンションデベロッパーは考えるべきだ。
難点は奥行きがやや狭く新聞紙などは入れづらいことだ。同社は「作業スペースも確保しないといけない」と説明したがどうだろう。