野村不動産は10月16日、仙台市青葉区の商業・医療施設の複合大規模マンション「プラウドタワー仙台晩翠通サウス&セントラル」357戸を分譲すると発表した。
物件が位置する仙台市青葉区二日町は宮城県庁、仙台市役所などの行政機関や、東北大学病院をはじめとする多くの医療機関が周辺にそろう利便性の高いエリア。
マンションは「サウスタワー」(99 戸)と「セントラルタワー」(258 戸)の2棟構成。建物内に商業施設(イオングループの商業施設を予定)・医療施設を併設するなど都市機能の集約に加え、仙台市の総合設計制度を活用し、約830㎡の公開空地「ケヤキガーデン」を整備する。
また、東北大学 加齢医学研究所所長・川島隆太教授監修の「Wellness Connect(ウェルネスコネクト)」を新築分譲マンションに初導入。歳を重ねることを「成長」と捉え、個人や社会の「成熟」を目指す「スマート・エイジング」という考え方に基づき、フィットネスや脳トレ等の「運動」サポートから「食事」や「健康状態」「コミュニティ」など様々な側面から入居者をサポートする。
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仙台のマンション市場は全く分からないが、この青葉区の中心地は何度か訪れたことがあるし、市内の同社のマンションを含め数物件は取材したことがある。
同社によると、市内でのマンション供給量は2020年6月時点で128棟6,180戸となっている。おそらく量的にはトップクラスではないか。
今回の物件の坪単価は、「サウス棟」が約230万円、「セントラル棟」は未定とのことだ。「サウス棟」はずいぶん安いような気がするが、どうだろう。