日本貨物鉄道(JR貨物)は12月10日、東京都品川区のマルチテナント型物流施設「東京レールゲートEAST」を2021年1月に着工すると発表。事業パートナーとして三井不動産が事業参画する。
JR貨物は、「JR貨物グループ中期経営計画2023」で「総合物流企業への進化」を掲げており、今回の「東京レールゲートEAST」と先行稼働した「東京レールゲートWEST」(2020年2月竣工)と併せてJR貨物グループ各社の機能を結集し、入居テナントに対する集荷・配達・保管・荷役・梱包・流通加工などの一貫した物流サービスの提供が可能になるとしている。
事業パートナーの三井不動産は「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)」を旗艦ブランドとして国内外で40物件展開しており、「東京レールゲートEAST」では開発計画の企画立案、テナント誘致を行い、竣工後は施設の運営・管理を行う。
施設は、首都高速湾岸線大井南ICから約2km、東京都品川区八潮3丁目の東京貨物ターミナル駅構内に位置する敷地面積約76,493㎡、鉄骨造(一部CFT造)5階建て延床面積約174,404㎡。BCPは免震構造・72時間対応非常用発電機・24時間有人管理。施工はフジタ。竣工予定は2022年8月。
東京貨物ターミナル駅構内