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2020/12/18(金) 15:51

エリア最高値圏でも人気 タカラレーベン コンパクト「ネベル赤羽 」

投稿者:  牧田司

 

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「ネベル赤羽」

 タカラレーベンが分譲中のコンパクトマンション「ネベル赤羽」を見学した。赤羽駅から徒歩5分の全64戸(他管理事務室1戸、集会スペース1戸)で、坪単価は赤羽駅圏最高値圏 ながら、第1期36戸はほとんど実需で成約済みと好調だ。立地条件や資産性が評価されている。

 物件は、JR赤羽駅から徒歩5分、東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道赤羽岩淵駅から徒歩3分、北区赤羽一丁目の商業地域に位置する15階建て全64戸。専有面積は30.10~63.72㎡竣工予定は2022年3月上旬。設計・監理は現代綜合設計。施工は山田建設。

 10月から第1期36戸の販売を開始し、これまでにほぼ完売している。

 現地は、赤羽駅から徒歩5分、赤羽岩淵駅から徒歩3分と近く、「赤羽スズラン通り商店街(LaLaガーデン)」や「赤羽一番街商店街」「赤羽中央通商店街」の商店街、赤羽小学校に近接。

 建物は、東側と西側が区道と接道。住戸プランは東向きと西向きがほぼ半々で、30㎡の1LDKが46戸、55㎡台の2LDKと63㎡台の3LDKがそれぞれ9戸。

 主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、たからの水、浴室テレビ、電子雑誌サービス、癒しのアロマ、IDEEのBGMなど。

 同社第一営業グループ第2営業部長・平岡篤氏は、「問い合わせ・来場の段階では投資用で検討される方もいらっしゃるが、隣接地で赤羽一丁目第一地区市街地再開発が進行中という立地・資産性、設備仕様レベルからこちらに移り住み、現在居住しているところを賃貸にされる方も多く、ほとんどが実需。問い合わせ、来場も多い」と話している。

◇       ◆     ◇

 今年、同社のマンションを見学するのは「八王子」「検見川浜」「戸田公園」に続き今回で4物件目となった。いずれも販売は順調のようだ。

 島田和一社長は、11月に行われたオンラインによる2021年3月期第2四半期決算説明で、今期はマンション計上戸数減により減収減益になる見込みとしているが、新型コロナの影響は限定的で。上半期の来場は前年同期を上回り、8月は過去最多を記録したと語った。今期計上予定の1,980戸の契約進捗率も89.5%に達するなど順調に推移している。

 今回の「赤羽」は竣工が2022年3月だから来期物件だ。坪単価がエリア最高値圏と聞いて〝大丈夫か〟とも思ったが、赤羽駅東口から徒歩5分圏となると過去30年さかのぼっても数えるほどしかないことを考えると納得もした。

 銀座の一等地にある同社のコンパクトマンションブランド「ネベル」の常設サロン「SALON DE NEBEL」の見せ方も巧みだ。

 赤羽駅圏のマンション市場について。市場を劇的に変えたのは10年前、野村不動産が分譲した「プラウドシティ赤羽」だった。「赤羽スズラン通り商店街(LaLaガーデン)」に隣接する全285戸で、坪単価は当時としてはかなり高い265万円だったが、立地の良さから圧倒的な人気を呼んだ。

 赤羽一丁目の再開発計画が具体化すれば、いったいいくらになるのか。

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現地

タカラレーベン コンパクトに参入 業界の革命児 高荒美香氏がコーディネート(2018/1/13)

赤羽の一等地 野村不動産「プラウドシティ赤羽」(2010/10/14)

 

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