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2021/01/04(月) 10:14

2021年 年頭所感 アキュラホーム 宮沢俊哉社長

投稿者:  牧田司

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コロナ禍を乗り越えた新しい時代のはばたきの年に

 新年あけましておめでとうございます。2021年の年頭にあたり、ご挨拶を申し上げます。

 世界中の人々が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた2020年は、外出自粛で在宅時間が大幅に増加する中、生活の基盤として、住まいの大切さを再認識した年となりました。

 お客様が非接触で展示場を見学することができる住宅業界初 ロボットを活用した無人展示場を展開、さらにウイルス対策を徹底した新生活様式の家を発表するなど、時代のニーズに合わせて、どんな時にも安心で安全な生活が送れる住宅と、豊かな暮らしの実現を目指してまいりました。

 一方で、新宿本社ビルをはじめ、都市部事務所の見直しをはかるため、新しい時代のオフィスの在り方を考え、環境悪化に対し万全の策を取ったことで、36期は、コロナ禍以前に決定した当初の事業計画を超過達成する見込みとなっております。

 アキュラホームグループが突然の環境変化にも迅速に対応し、業績を回復させることができたのは、将来の大変革を見据え、「理想のつくり手、住まいとは」について試行錯誤し、通常3年かかる戦略を、矢継ぎ早に実践してきたからだと思います。

 そして、環境や社会、従業員に加えステークホルダーと共に協力しあったことが、未曽有の災禍にも負けない大きな力となり、結果につながったと考えています。

 そのような中で、生き残りをかけた提携や合併によって活路を求めるなど、住宅業界でも二極化が始まっています。

 各社が経営の独自性は保ちつつ、地域性を重んじながら、住まいづくりと社会貢献ができるホームビルダーとなり、新しい時代にも対応していきます。

 こうした各企業の強みを持ち合わせた、新時代を切り開く住宅業界を目指し、皆様と共に努力してまいります。

■2021年1月1日より「SDGs推進室」を設置し、さらにSDGs活動・ESG経営を推進

 消費者に選ばれる企業はESGを軸とした経営やSDGs活動が注目される時代になってきております。

 弊社では、地域に根差すつくり手として、地域貢献・社会貢献・環境貢献に長年取り組んでまいりました。

 そのような中で世界初 開発・量産化に成功した、間伐材等を原料としたカンナ削りの「木のストロー」は、2019年G20大阪サミットで採用されたのを皮切りに大きな注目を集め、2020年は第29回地球環境大賞 農林水産大臣賞を受賞。

 昨年秋には出版社からのオファーを受け、アキュラホームの社員が執筆した開発秘話の書籍が出版されました。

 今後もESG経営の本質をより一層追求し、事業活動と環境貢献を推進してまいります。

■従業員全員の専門性を磨き成長をサポート

 一人一人が専門領域を持ち、その知見を社内で共有することで、より良い住まいづくりの提案を可能にしてまいります。

 2020年12月時点では60を超え、さらに2021年は社内で100を超える専門チーム体制を作ります。

 アキュラホームグループでは、これまでのビジネスモデルの延長線ではなく、社会環境や時代の変化をとらえた、あるべき企業の活動をさらに追求し、2021年も、既存の枠に収まらない様々な挑戦を行い、コロナ禍を乗り越えた新しい時代のはばたきの一年として、さらに成長してまいります。

 この新しい年が皆様にとって素晴らしい一年となりますことを祈念して、私の年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

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