三菱地所レジデンスは1月14日、モデルルームを1月23日にオープンする「ザ・パークハウス朝霞台レジデンス」に在宅ワーク用スペースなど新しい需要を取り入れた「こだわりプラン」を導入すると発表した。
1階住戸に用意した専用テラスでは、水栓と作業台(カウンター)、防水コンセントを備えたアウトドアシンクを同社としては初めて設置。
1階住戸の一部タイプでは、リビングの床を一段下げたスペースを設け、段差をベンチ代わりにしたり、子どもたちのプレイスペースとして使えるようにしたりすることができ、さらに床を下げた分、天井が高くなるようにしている。ピットリビングの導入は初の試み。
また、必要な時だけワークスペースとして活用できる多用途に使用可能な「カスタムクローゼット」を導入する。ワークスペースの作業台となる棚板の仕様基準をロイヤルと共同開発したオリジナル商品。
物件は、東武東上線朝霞台駅から徒歩5分、JR武蔵野線北朝霞駅から徒歩5分、朝霞市浜崎2丁目に位置する8階建て64戸。専有面積は69.00~91.50㎡、竣工予定は2022年1月上旬。売主は同社のほか三信住建。設計・施工は川口土木建築工業。
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1階のアウトドアシンクは常識ではないかと思うが、同社が採用するのはかなり立派なものに見える。いかにも同社らしい。2階以上にはスロップシンクは付けないのか。ここ数年、デベロッパーはほとんど付けなくなった。あれば便利だと思うが…。
「ピットリビング」も戸建てでは常識だ。マンションでは皆無ではないが、珍しいはずだ。これを設置することで1階の天井高は最大でどれくらいになるのか。画像データからは20センチくらいか。とすれば、最大天井高は2700ミリくらいになるか。
気になる坪単価だが、周辺相場からすると255万円と読んだが、もっと高くなるかもしれない。