この日(2月1日)、つけっ放しにしているテレビからあのよくしゃべる宮根誠司氏の声が飛び込んできた。同氏が司会を務める日本テレビの情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」だ。いつもなら〝またか〟と聞き流すのだが、番組に出演されていた政策研究大学院大学政策研究科教授・土谷隆氏がわが耳を疑う凄いことを話された。
聴くために観ていたわけではないので正確に話されたことを再現はできないが、土谷氏は宮根氏の問いに「1億人感染しても、(しっかり対応すれば)コロナは収束するんです。厳しく規制して早く終わらせることが大事。感染を減らすスピードを上げることはできる」というような主旨のコメントをされたはずだ。
小生は、日本テレビは読売=巨人で、宮根氏もジャイアンツファンだろうから好きになれないし、一部のスポーツ紙がテレビに出演しているタレントなど著名人の発言をそのまま記事に垂れ流しているのと同じ穴の狢にはなりたくはないのだが、土谷氏のこのメッセージほどわれわれ国民に勇気と希望を与えるものはないと思うので、ご本人の了解は得ずに(これから事後承諾を得る予定)、紹介することにした。この種の報道目的の記事は著作権に触れることはないはずだ。
土谷氏は自らのホームページで、1月26日時点で東京都の新型コロナウイルス感染症新規陽性者数予測をされており、AとBのケースを想定し次のように予測している。みなさん、Aを実践しようではないか。
A:2月7日まで我々が緊張感を持って緩まずに現状の減少ペースを続けることができた場合(2月7日で154人)これを目指すんだという政府のしっかりした目標設定とリーダーシップが必要
B:途中で緩んでしまった場合(2月7日で509人でその後上昇する)