東急不動産は2月8日、2021年3月期第3四半期決算を発表。都市事業は投資家向けのビルなど売却収益の増加により増収増益となったものの、ウェルネス事業やハンズ事業を中心に新型コロナウイルス感染拡大による影響を受け、売上高5,926億円(前年同期比1.4%減)、営業利益301億円(同32.2%減)、経常利益230億円(同36.3%減)、純利益107億円(同48.5%減)と減収減益となった。
都市事業は、新規開業物件「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」が2020年9月に満室開業。空室率(オフィスビル・商業施設)は0.9%と引き続き低水準を維持している。住宅事業は、通期予想1,400億円に対する契約済み進捗率は93%と順調。