オープンハウスは2月12日、2021年9月期第1四半期決算を発表。売上高1,551億円(前年同期比22.2%増)、営業利益193億円(同33.6%増)、経常利益206億円(同47.0%増)、純利益148億円(同51.6%増)と大幅増収増益となった。引き続き戸建関連事業の販売が好調に推移し、業績を牽引した。
好業績を受け同社は同日、2021年9月期の業績予想を前回発表した11月13日公表したより上方修正。売上高7,676億円(前回発表比21.1%増)、営業利益838億円(同21.4%増)、経常利益825億円(同17.9%増)、純利益600億円(同20.0%増)を見込む。
配当も中間期、期末それぞれ44円から50円に、合計88円から100円に増配する予定。
◇ ◆ ◇
同社は同日、将来を見据えた経営体制の構築を図り、グループ全体の企業価値の最大化と持続的な成長を目指すため、4月1日付で持株会社体制への移行準備会社を設立し、2022年1月に持ち株会社に移行すると発表した。
移行方法は、同社の現社名・オープンハウスを新社名・オープンハウスグループに改め吸収分割会社とし、新たに設立する分割準備会社・オープンハウスを吸収分割承継会社とする吸収分割により、同社が上場を維持したまま持株会社体制に移行する。