住友不動産は2月12日、2021年3月期第3四半期決算を発表。売上高7,058億円(前年同期比8.1%減)、営業利益1,794億円(同2.6%減)、経常利益1,749億円(同0.5%減)と減収減益となったが、純利益は1,283億円(同13.7%増)と同期間としては過去最高を更新した。主力のオフィスビル事業は低水準の空室率を維持するなど増収増益となり、業績を下支えした。
不動産販売事業は、売上戸数が減少したが、粗利益率改善により営業利益は同期間として過去最高を更新。通期業績予想に対する営業利益進捗率は103%となった。通期業績予想に対する契約はすでに確保済みとなったほか、翌期計上予定分も2,000戸超に達した。