三菱地所株は2月24日、サイクルロードレースの運営会社であるジャパンサイクルリーグ(JCL)が実施した第三者割当増資を引き受け、資本業務提携に合意し、JCL の資本パートナー及びJCL の新たなロードレースリーグであるジャパンサイクルリーグの2021年シーズンタイトルスポンサーとなったと発表した。
JCLは2021シーズンより始動する新リーグの運営会社で、新リーグは主にホームタウンを持つ地域密着型チームが加盟(スタートは9チーム)。地方創生をキーワードにホームチーム・自治体・JCLの3者連携による、魅力あるサイクルロードレースの全国各地での開催を目指している。
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記者は、わが国のアスリートで世界に誇れるナンバーワンは世界選手権個人スプリントで10連覇を果たした中野浩一氏だと思う。なのに正当に評価されていないのではないか。残念でならない。自転車競技は国際大会くらいしか見ないが(そもそも放映などされない)、ロードレースなどの競技はチームレースで〝捨て駒〟の使い方で勝敗が決まるというのがおもしろい。
ジャパンサイクルリーグの掲げる目標が「世界レベルの選手を輩出し、ツール・ド・フランスで日本チームを表彰台に立たせること」というのもいい。
同社がスポーツ団体・大会のオフィシャルスポンサーになるのは、体操日本代表とラグビー日本代表に続き3つ目か。いくら出資したかわからないが、マラソンや駅伝のようにレースをテレビで視聴できるようにしてほしい。