東京建物は2月24日、環境省の第2回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の資金調達者部門で最高位である金賞(環境大臣賞)を受賞したと発表した。前回の銀賞(環境大臣賞)に続く連続受賞は初めて。
受賞対象は、2020年7月に発行した不動産セクターとして国内初となる200億円(発行年限5年)と200億円(発行年限10年)のサステナビリティボンドの発行。
「大規模再開発プロジェクトを核とした東京駅前の八重洲・日本橋・京橋エリア(八日京エリア)のまちづくりを資金使途とするサステナビリティボンドは、ハード面のみならず、ソフト面でのスタートアップ企業の誘致やクロステック・SDGs・食・ものづくり等を支援する取り組みなどを併せることで、脱炭素社会の構築に向けた環境負荷低減や防災対応力強化、イノベーション創出のためのプラットフォーム構築など、環境・社会的側面を含めた多様な価値を追求し、サステナビリティのテーマを幅広くカバーしている」(同省)点が高く評価された。