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2021/04/15(木) 11:19

小泉環境・気候変動相が講演 今井議長は同省に要望 エコ・ファースト推進協 総会

投稿者:  牧田司

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今井議長(左)と小泉大臣(小泉氏はオンライン画像)

 エコ・ファースト推進協議会は4月14日、通常総会を開催し、2020年度事業報告、議長・副議長・幹事の選任、2021年度事業計画を承認した。議長は今井雅則氏(戸田建設代表取締役会長)、副議長は稲垣士郎氏(積水ハウス代表取締役副会長)をそれぞれ再任、新幹事に上田輝久氏(島津製作所代表取締役社長)を選任した。

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 総会では、この日(4月14日)が40歳の誕生日という小泉進次郎 環境大臣・気候変動担当大臣が「2050年カーボンニュートラルに向けた取組」と題する講演を約20分オンラインで行い、これに応える形で今井議長が議長メッセージと要望を発表した。

 今井議長は、①脱炭素社会の形成②循環型社会の推進③自然との共生④地域連携⑤環境コミュニケーション⑤イノベーションの推進の5項目についてメッセージを送り、要望として「エコ・ファースト推進協議会は設立12年を迎え、加盟企業も50社となりました。幅広い業界から選ばれた各社は高い環境目標を掲げ、日々の事業活動に取り組みながら、各業界の環境対策をリードしてきました。また環境省から発信される環境政策や環境活動に賛同・協力し、加盟企業各社が連携を図りながら政策推進に貢献してまいりました。今後、脱炭素社会実現、資源循環型社会実現に向け、官と民との連携した取り組みはますます重要となると考え、その橋渡し役であるエコ・ファースト推進協議会の使命を確実に果たして行きます。環境省におかれましても協議会加盟企業各社の環境施策の推進や、協議会のプレゼンス向上のために、是非、お力添えいただきますようお願い申し上げます」と小泉大臣に伝えた。

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 小泉大臣の講演を一つひとつ伝えたいのだが、同協議会から詳細な資料を頂いたので、こちらを是非読んでいただきたい。環境省の資料には議長会社の戸田建設をはじめ、住宅・不動産業界では積水ハウス、大和ハウス工業、住友林業、東急建設、ヒューリック、三井不動産、三菱地所の取り組みも紹介されている。

 小泉大臣は、昨年の国連総会での菅総理の2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会実現宣言を「不戦敗を免れた」と評価しながらも「これからが大事。わが国が本気で脱炭素社会の実現に取り組んでいることを皆さんと一緒になって進めていく」と述べた。

 また、同省の「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフスタイル・ワークスタイル先行導入モデル事業」に毎日1,000件の問い合わせがあることも紹介した。

 大臣小泉大臣講演資料(エコファースト協議会総会).pdf

 今井議長メッセージ(フレーム付).pdf

 

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