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2021/05/29(土) 10:17

〝さわらない・もちこまない〟コロナ対策随所に ポラス「津田沼」好調スタート

投稿者:  牧田司

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「ルピアコート津田沼」

 ポラスグループの中央住宅は5月28日、「ルピアコート津田沼」の報道陣向けモデルルーム見学会を行った。コロナ感染対策につながる設備を随所に設け、様々な工夫を凝らしているのが特徴だ。申し込みは5月29日から始まるが、28日の段階で100組以上の来場者を集め、全53戸のうち20戸超の申し込みを予定しているなど、好調なスタートを切りそうだ。

 物件は、JR津田沼駅から徒歩12分、船橋市前原西4丁目の第一種中高層住居専用地域に位置する7階建て全53戸。先着順の第1期20戸の専有面積は68.02~71.75㎡、価格は3,998万~5,288万円(最多価格帯4,500万円台)、坪単価は215万円。竣工予定は2022年5月中旬。施工はイチケン。販売代理は東京中央建物。

 現地は、戸建てや中層のマンションなどが建ち並ぶ住宅街の一角で、敷地は熊谷組の社宅(寮)跡地。徒歩2分に公園。建物は西向きで、南西方向に公園が眺望できる。保育園は徒歩4分、

 建物は西向きで、住戸プランは全53戸のうち40戸が68㎡、13戸が71㎡の3LDK。主な基本性能・設備仕様は、二重床・二重天井、リビング天井高2400ミリ、食洗機、ピアキッチン(32戸)、食器棚、バルコニー水栓など。

 コロナ対策として〝さわらない・もちこまない〟をテーマに、ノンタッチの①エントランス②共用部手洗い③宅配ロッカー④エレベーター⑤キッチン水栓⑥ごみ置き場などを設置し、収納にもテレワークにも利用できる約1m四方の「変身クローク」(実用新案取得済み)を提案しているのが特徴。

 見学会に臨んだ同社取締役事業部長・金児正治氏は、「先日、suumoの『品質と価格のバランス部門』と『品質向上への取り組み部門』の2部門で表彰を受けたのがとても嬉しい。また、マンション供給ランキングでも2年連続ベスト10入りしたのもメンバーの自信につながっており、とても嬉しい。さらに、戸建てとマンション双方がフィードバックさせて企画に反映できているのを嬉しく思っている」などと「嬉しい」を連発し、「今回のマンションでは、コロナ対策として考えられるアイテムをふんだんに盛り込んだ。これらは今後総武線で続々供給していく物件のスタンダードにする」と語った。

 同社マンションディビジョン部長・中島教介氏は、「〝さわらない・もちこまない〟をデザインコンセプトに専有部だけでなく、共用部にも新しい発想の設備を6か所に設けた。来場者も100組を超えており、評価されている」と販売に自信を見せた。

 販売代理の東京中央建物プロジェクトマネージャー・髙橋雅史氏は、「競合物件は少なくないが、他社物件は画一的なプランが多い。設備仕様はどこにも負けない」などと話した。

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モデルルーム

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金児氏(左)と中島氏

◇       ◆     ◇

 販売担当者があげた競合物件を見ていないのでよくわからないが、〝さわらない・もちこまない〟コンセプトはとても分かりやすい。それぞれのアイテムはなるほどと思わせるものだ。共用部にタッチレスの手洗い場や子ども専用の自転車置き場を設置し、ごみ置き場に自動ドアを採用している例などないのではないか。

 「変身クローク」は、それほどコストはかかっておらず、よくぞ考え付いたものだ。住宅情報誌の品質と価格のバランス部門で表彰されるのも、こうしたかゆいところに手が届くアイデアを同社は繰り出すからだ。

 同社は、近く西船橋駅からバス便の154戸のマンションも分譲するそうだ。同じようなアイテムを盛り込み、多分、坪単価を170万円くらいに抑え、第一次取得層のニーズを取り込む戦略と見た。

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収納にもテレワークスペースにもなる「変身クローク」

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モデルルームには生花が飾られていた

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浴室のシャンプー類は掛けられるようになっている(シャワーヘッドは「ReFa」)

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現地

 

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