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2021/06/14(月) 12:33

三菱地所レジ キッチンと洗面を合体 余剰スペースを居室に 五反田の賃貸に採用

投稿者:  牧田司

p.1_「MIXINK」イメージ.jpg
「MIXINK(ミキシンク)」イメージ

 三菱地所レジデンスは6月14日、キッチンと洗面化粧台を合体させた新しい住設機器「MIXINK(ミキシンク)」をタカラスタンダードと共同開発し、第一号として品川区西五反田の賃貸マンション「ザ・パークハビオ」に導入すると発表した。

 従来の賃貸マンションは、水回りの制約を受け、画一的な間取りプランになりがちだったが、同社は多様化するライフスタイルの中で他の選択肢もあるのではないかと考え、賃貸マンションの仲介業務に携わるグループ会社へヒアリングした結果、 顧客の物件選択の決め手は「生活スペースの広さ」であることから、「MIXINK」の開発に至った。

 キッチンと洗面所のスペースを「MIXINK」でまとめることで、居室が7.0畳から8.3畳に拡大でき、居室内にワークスペース(デスク、椅子、書類棚)を創出することを可能にしたという。

 「MIXINK」は、調理にも洗面にも利用可能な流し台と、調理に必要なIHコンロやレンジフード、洗面化粧台に欠かせない鏡、調理器具や洗面用具も十分入れることができる仕様となっている。

 物件は、都営地下鉄浅草線五反田駅から徒歩2分、品川区西五反田二丁目に位置する14階建て全61戸。専用面積は25.11~50.71㎡。竣工予定は2022年12月。

p.2_3_「MIXINK」導入による間取りの変化.jpg

p.3_品川区西五反田二丁目計画 外観イメージ.jpg
「ザ・パークハビオ」

◇       ◆     ◇

 ありうるプランだ。分譲マンションにも採用できる。伊藤忠都市開発はシャワー室のみで浴槽をなくした分譲物件「神楽坂」を供給した。記者は「人間洗濯機」が開発されれば約1畳大の浴室は省けるし、大幅なコストダウンにつながると思っている。


 

 

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