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2021/07/09(金) 11:14

駅6分のアプローチは緑道 現地は公園隣接 大成有楽不「戸田公園」好調スタート

投稿者:  牧田司

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「オーベル戸田公園レジデンス」

 大成有楽不動産が分譲中の「オーベル戸田公園レジデンス」を見学した。駅から徒歩6分の全43戸で、車道をほとんど渡らずに済む緑道アプローチと、小公園に隣接しているのが特徴。5月末販売開始の第1期27戸のうち20戸が成約するなど好調なスタートを切った。

 物件は、JR埼京線戸田公園駅から徒歩6分、戸田市本町二丁目の近隣商業地域、第1種住居地域、第2種中高層住居専用地域に位置する11階建て全43戸。専有面積は55.82~66.59㎡。坪単価は250万円。竣工予定は2022年5月下旬。設計・監理は安宅設計。施工は東鉄工業。5月末から販売を開始し、第1期27戸のうち20戸が成約済み。

 現地は、二方道路に接道。敷地西側は「かじやさくら緑地」に隣接。建物は全戸南東向き。主な基本性能・設備仕様は、直床、リビング天井高2450~2800ミリ、食洗機、ミストサウナ、防音&Low-Eガラスなど。

 販売を担当する同社マンション事業本部事業室(第二)係長・岩橋亮介氏は、「この物件は、自社で直接販売も担当する第一号。わたしはかつて販売会社(大成有楽不動産販売)に在籍していたので、顧客対応は全く問題ない。販売状況はまずまずのスタート。立地条件は競合物件に負けない」などと語った。

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モデルルーム

◇       ◆     ◇

 マンション見学で何が楽しいかといえば、もちろん商品企画の優れた物件に出会い、街並みを確認できることが一番だが、単価予想を的中させることもそのうちの一つだ。自慢ではないが、8割くらい的中する。40年以上もずっと継続して取材しているからだ。

 今回も、駅に降り現地に向かいながら予想した。戸田市は財政力が豊かなのに、緑被率は埼玉県下で下から数えて4番目の0.18と極めて低い(最低は蕨市の0.04)のが難点だが、この物件は、埼京線の線路に沿って整備されているサクラやクヌギの並木が美しい緑道を通っていけるではないか。徒歩6分のうち車道を渡らなければならないのは2か所くらいしかない。駅と自宅の間にストレスがかからないのは何よりも嬉しいことだ。

 そこで思い出したのは、昨年11月に見学したタカラレーベン「レーベン戸田公園GRANVARIO」58戸だ。今回の物件とは方向は逆だが、やはり駅から続く緑道を抜けたところに立地していた。坪単価は260万円だった。

 今回の物件は、タカラレーベンの物件より1分だけ遠いので坪単価は250万円と予想した。前述したとおり予想はどんぴしゃり。

 モデルルームは、ハーフモデルだったが、専有面積が65~66㎡のコンパクトであることを考慮し、居室ドアは全て引き戸とし、使い勝手と収納力が〝売り〟の同社オリジナル「O-range STORAGE(オレンジストレージ)」が標準装備されている。TOTO製の偏心洗面ボウルは新製品なのか、美しい。

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この偏心洗面ボウルは美しい

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建設現場

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「かじやさくら緑地」(この背後がマンション)

決め手は3LDK70㎡超中心の企画 タカラレーベン「戸田公園」第1期40戸 販売好調(2020/11/18)

 

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