東京建物は8月10日、2021年12月期第2四半期決算を発表。売上高1,625億円(前年同期比同6.7%増)、営業利益303億円(同63.1%増)、経常利益281億円(同65.2%増)、純利益201億円(同86.3%増)となった。
ビル事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりホテルの賃貸収益は減少したものの、投資家向け物件売却による収益の増加、オフィスビル賃貸が堅調に推移したことなどから増収増益。
住宅事業は、分譲マンション計上戸数が前年同期の872戸から634戸に減少したものの、1戸当たり単価は6,571万円(前年同期5,344万円)と上昇し、粗利益率も28.6%(同22.9%)と上昇し、また投資家向け物件売却の増加などにより大幅増収増益となった。