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2021/08/28(土) 20:14

スムストック 2020年度は過去最高1922棟成約(捕捉率17%)

投稿者:  牧田司

 優良ストック住宅推進協議会(スムストック※)は8月27日、オンライン記者会見を開催し、2020年度のスムストックの販売状況・活動などを報告し、今後の活動方針を示した。新会長に堀内容介氏(積水ハウス代表取締役副会長執行役員)を選出したことも報告された。

 2020年度のスムストック協議会10社による成約棟数は、TVCMやWeb広告などスムストック認知度向上策を実施した効果もあり、過去最高の1,922棟(前年度比14.8%増)となり、累計では13,899棟になった。

 協議会10社の戸建ストック383万棟のうち2021年3月時点の推定流通数は約11,600棟/年(流通率約0.3%)として、2020年度成約棟数1,922棟は捕捉率にして約17%としている。捕捉率は2017年度の15%から2ポイントアップした。

 スムストック住宅販売士は前年度の6,623名から6,965名に増加した。

 国土交通省がまとめた2020年度の安心R住宅宅の調査報告書の一戸建て提出件数470戸のうちスムストックは233件で比率は49.6%であることも報告された。

 新中期計画策定方針(2021年~2023年)では、「スムストックブランド」を時代の先を行く確固たるものとするための活動を強化する。具体的には捕捉率「20%以上」を目指すほか、住宅保証機構と連携した「買取再販型」保険商品の展開(2021年10月予定)や、脱炭素、レジリエンス、新しい生活様式など今後の社会環境の変化に対応できるスムストック査定方法の改良の検討、構築を図る。

 ※会員各社がこれまで供給してきた建物のうち、①新築時の図面、リフォーム、メンテナンス情報等が管理・蓄積されていること②建築後50年以上の長期点検制度・メンテナンスプログラムがあり、計画通りの点検・修繕を実施していること③「新耐震基準」レベルの耐震性能があることを満たした戸建てのこと

 

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