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2021/11/01(月) 17:27

カット野菜冷蔵加工工場が稼働10 t/1日の生産可能 三井不動産「スマート農業事業」

投稿者:  牧田司

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加工工場

 三井不動産と三井不動産ワールドファーム(MFWF)」は11月1日、日本の農業振興と近郊地域における雇用創出を目指す「持続可能なスマート農業事業」のカット野菜の冷蔵加工工場の稼働を2021年10月1日から茨城県筑西市で開始したと発表した。

 総床面積約300坪の工場では、自社圃場で生産したキャベツの冷蔵・加工を行い、加工工場としては大規模となる最大10t/日の生産力を見込んでおり、生産加工の一気通貫が実現し、さらなる圃場の拡大も可能となり、三井不動産ベンチャー共創事業部が所管するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を通じて出資しているスタートアップなどのソリューションを導入。工場製品の品質・安全管理や生産性向上に努めていく。

 工場内にはテレワークで使えるワークスペースも併設。多様な働き方に対応し、農業を基点とした多様なライフスタイルの実現の足掛かりとする。

 MFWFは現在、茨城県筑西市と栃木県宇都宮市、栃木県芳賀町で計約20haの圃場(2021年10月現在)を運営しており、今回の工場の稼働により圃場の拡大に弾みをつけ、耕作放棄地問題にも取り組んでいくとしている。

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工場内

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コワーキングスペース(左)と執務スペース


 

 

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