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2013/06/03(月) 00:00

オープンハウス 今9月期計上マンション500戸全て契約

投稿者:  牧田 司記者

オープンハウス マンション好調 今期引渡し予定の500戸全て契約

 


「オープンレジデンス幡ヶ谷テラス」完成予想図

 

 オープンハウスのマンション事業が好調だ。同社の分譲事業を担当するオープンハウス・ディベロップメントの平成25年9月期のマンション引渡し予定の18棟、約500戸が5月末までに全て契約済みとなった。戸数は前期よりほぼ倍増しており、昨年から新規に参入したマンションタイプの「オープンレジデンシア」がそのうちの約半数を占め業績に寄与した。メゾネットタイプの「オープンレジデンスシリーズ」も引き続き好調を維持している。5月だけで6プロジェクトが竣工前に完売した。

 また、直近に分譲した来期計上分の「オープンレジデンシア高輪プレイス」(全70戸)はわずか1カ月半で完売。JR品川駅から徒歩11分の第一種低層住居専用地域に位置しており、坪単価が300万円弱と圧倒的に安く、3LDK・80㎡という周辺エリアにはない品薄感が人気の要因となった。1週間前から分譲を開始した「オープンレジデンシア広尾」(69戸)もすでに約4割の申し込みが入っている。

 同社マンション開発事業部営業本部営業1部部長・川上智宏氏は、「従来のオープンレジデンスシリーズにオープンレジデンシア、オープンレジデンシャルと企画のラインナップが増え、また、エリアを23区内、とりわけ都心・城南エリアに集中して供給することにより、エリア内のボリューム、認知度も確実にアップしてきている」と話している。

 同社調べによると、2012年の事業主新築マンション供給棟数は23区では三井不動産レジデンシャルの17棟に次ぐ16棟で5位につけている。同社マンション開発事業部営業1部3課課長・大河原健太氏は、「供給戸数では圧倒的な差があるが、棟数では大手と互角。ネットなどからのアクセス数が大幅に増えた」と語った。

 オープンハウスの今期連結売上高は過去最高の800億円超を見込んでいる。


「オープンレジデンシア六本木美術館前」完成予想図

 

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