川畑社長
旭化成ホームズ11月8日、2022年3月期第2四半期決算補足説明会を開催。売上高は3,758 億円(前年同期比19.6%増)、営業利益は320 億円(同9.0%増)となり、売上高、営業利益とも過去最高。6月に豪州の住宅会社を子会社化したのが増収増益に寄与した。
セグメント別では、建築請負部門は売上高1,890 億円(同0.7%増)、営業利益141億円(同1.4%減)、受注高は2,063 億円(同42.0%増)となった。集合住宅「ヘーベルメゾン」の受注は単価、面積ともにアップした。
分譲(マンション)事業は、昨年上期に大規模物件や高額物件の引き渡しが集中したこともあり、売上戸数・売上高ともマイナス。売上高860億円(同5.5%減)、営業利益96億円(同22.1%減)。
通期予想では、売上高は過去最高の7,760 億円(前期比20.3%増)、営業利益660億円(同10.6%増)を見込む。
旭化成グループ全体の2022年3月期第2四半期決算は、売上高1兆1,810億円(前年同期比19.4%増)、営業利益1,131億円(同47.4%増)、経常利益1,192億円(同53.9%増)、純利益912億円(同95.1%増)と大幅増収増益となり、通期予想では全てで過去最高を更新する見通し。
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記者は、注目の建て替えマンション「宮益坂レジデンス ザ・渋谷レジデンス」について、「計画が発表された数年前の段階で坪単価は850万円以上で、その後も市況の変化により上方修正し、分譲前の段階で坪単価は1,000万円でも安いと予想したがいかが。進捗はどうでしょうか」と質問した。川畑文俊・代表取締役社長兼社長執行役員は「仰る通り。進捗も順調」と答えた。
このマンションについては、改めて取材をお願いしレポートしたい。マンションでは、坪単価440万円の「アトラス笹塚駅前」45戸の現地を見学しているが、早期完売したのに驚いている。
一般分譲されない可能性高まる 旭化成不レジ「(仮称)宮益坂ビルディング建替計画」(2020/6/15)