22/3は予想
三菱地所は11月10日、2022年3月期第2四半期決算を発表。売上高5,790億円(前年同期比9.8%増)、営業利益1,116億円(同13.9%増)、経常利益946億円(同3.3%増)、純利益552億円(同8.5%増)となり、売上高・営業利益・経常利益は2Qとして過去最高。コマーシャル不動産事業や海外事業におけるキャピタルゲインの増加が要因。
セグメント別では、「コマーシャル不動産事業」はオフィスビル・物流施設等の売却632億円(前年同期は192億円)によるキャピタルゲインの増加により前年同期比増収増益。オフィスビルの空室率は3.18%(同1.12%)。
「住宅事業」は、国内分譲マンションの売上計上戸数の減少、賃貸マンションの売却棟数の減少などにより減収減益。マンション販売状況は好調で、今期計上予定に対する進捗率は約97%。利益率も21.5%(前年同期は19.5%)と向上した。
「アウトレットモール等商業施設」「ホテル」は、新型コロナの影響を受けたが、期間を通した収益は前年同期比改善した。
「海外事業」は、物流施設等の売却によるキャピタルゲインの増加により前年同期比増収増益。