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2021/12/25(土) 13:27

2022年 年頭所感 第6次中計へ布石打つ 積水ハウス・仲井嘉浩社長

投稿者:  牧田司

 新年、明けましておめでとうございます。

 第5次中期経営計画の初年度の2020年度は、コロナの影響を受け、厳しいスタートでした。しかし、2021年度はグループ全社でベクトルを合わせ、各事業でそれぞれ高いパフォーマンスを発揮して挽回することができ、中期経営計画の達成に向け、着実に歩みを進めています。

 グローバルビジョン「わが家を世界一 幸せな場所にする」のもと、戸建事業においては「ファミリー スイート」を中心に、次世代室内環境システム「スマートイクス」、新たに始まったスマートホームサービス「プラットフォームハウスタッチ」など、これまでにないアイデアにより「ハードとソフトとサービス」の提供を実現することができました。

 また、各地におけるTrip Base道の駅プロジェクトの進捗により、地方創生の一助を担うことができました。国際事業では、アメリカの現地子会社への日本流の販売手法や技術の移植が進むなど、このコロナ禍の厳しい環境下にあっても、他国を含めて現地での事業が進展しています。

 現在の日本では、住宅ストック約5,360 万戸のうち700 万戸が耐震基準を満たしておらず、断熱基準を満たす住宅ストックも11%であり、しっかりとした性能を確保した長期的に良質な住宅の提供が必要となっています。

 当社では創業以来60年以上に渡り、耐震性について研究を重ね、断熱性能についても1999年に環境未来計画を発表し、いち早く取り組んできました。そして、「美しさ」も良質な住宅ストック、つまり「まちの財産」だと考えています。「5本の樹」計画による生物多様性を実現した庭も立派な財産であり、これら「まちの財産」となる住宅ストックをもっと増やしていきたいと思います。良質な住宅ストックの形成と循環を実現するため、今後も使命感を持って取り組んでまいります。

 今年から従業員の自律的なキャリア形成につなげる新たな人事制度をスタートさせました。「イノベーション&コミュニケーション」を合言葉に、従業員も会社もさらなる成長を目指します。

 2022年はいよいよ第5次中期経営計画の最終年度になります。第6次中期経営計画への布石を打つ年として、お客様へ当社の価値を最大限提供し「幸せ」をお届けしてまいります。

 

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