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2021/12/25(土) 14:54

2022年 年頭所感 マーケットインからユーザーインへ 三菱地所レジ・宮島正治社長

投稿者:  牧田司

 ④宮島 正治(三菱地所レジデンス).jpg
宮島氏

 2021年の分譲マンション市場は、都心物件の人気が続く一方、郊外の広い物件の引き合いも旺盛であった。住宅購入を検討されるお客様の選択肢が拡大する傾向は続いている。「ザ・パークハウス板橋大山大楠ノ杜」、「ザ・パークハウス川越タワー」など

また、気候変動対応などのSDGs達成に向けた取り組みも求められてきており、「ザ・パークハウス」初のZEH-M Ready基準に適合した「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」の販売も順調である。

2022年の住宅市場においては、時流の変化を汲み取ったモノづくりがさらに重要になる。マーケットインからユーザーインへ、視点の転換期に来ており、その住まいでどのような生活が送れるかというお客様のベネフィットを体現したい。いま住まいに求められていることは「住み心地」、「環境・社会への配慮」、「資産価値」だと考える。ライフスタイルが多様化する中で、これから購入していただくお客様だけでなく、すでにご入居中のお客様の暮らしからもニーズを見つけ、住まいづくりやアフターサービスに反映していく必要がある。全社員の知見を集積し、暮らす人にとってもそのまちにとっても価値の高い「一生もの」のマンションとして、お客様の感動を生み出すような住まいを提供していきたい。

新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及などに伴い、お客様が住まいに求めるものの変化がさらに加速しているが、住環境や建物の企画、品質に加えて、さらに地球環境に配慮するマンションが選ばれ始めている。

当社グループはSBTイニシアティブ認定済のCO2排出量削減目標やRE100加盟に伴う再エネ電力比率目標等を掲げ、グループ全体での脱炭素化を進めているが、当社はその牽引役として気候変動対策に向けた様々な取り組みを実施している。新築分譲マンションブランド「ザ・パークハウス」の太陽光発電パネルの標準設置(原則40戸以上)など既存の取り組みに加え、新しい試みも織り交ぜながら、お客様はじめステークホルダーの皆様と一緒にマンションのCO2排出量削減に向けた取り組みを進めていきたい。さらに防災についても引き続き注力しており、三菱地所グループの防災倶楽部の活動によって地域社会とともに災害へ備えていく。

 

 

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