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2022/03/24(木) 17:11

三井不など10社 日比谷公園とつなぐ延床約110万㎡「TOKYO CROSS PARK構想」

投稿者:  牧田司

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「内幸町一丁目街区」完成予想図

 三井不動産など事業者10社は3月24日、都心最大級の延床約110万㎡の日比谷公園と一体となった「内幸町一丁目街区」の街づくり「TOKYO CROSS PARK構想」を発表した。

 再開発エリアは北地区・中地区・南地区の3つの地区で構成。北地区の事業者は三井不動産と帝国ホテルで、敷地面積は約2.4ha、29階建て延べ床面積約15万㎡のホテル・宴会場棟と46階建て延べ床面積約27万㎡のオフィス・商業・サービスアパートメント・賃貸住宅を整備する。完成予定はホテル棟が2036年度、オフィス棟が2030年度。

 中地区の事業者はNTT都市開発、公共建物、東京電力パワーグリッド、三井不動産で、敷地面積は約2.2ha、46階建て延べ床面積約37万㎡のオフィス・ホテル・ホール・宴会場・産業支援施設を整備する。完成予定は2029年度。

 南地区の事業者は第一生命保険、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッドで、敷地面積約1.9ha、43階建て延べ床面積約31万㎡のオフィス・商業・ホテル・ウェルネス促進施設を整備する。完成予定は2028年度。

 事業者10社が共創し、隣接する約16haの日比谷公園と街区を道路上空公園でつなぎ、日比谷・内幸町エリアの回遊性を高め、緑と水の豊かな空間に人々が集まり、安心・安全に心地よい時間を楽しむことができる、ウォーカブルな街づくりを実現する。

 また、分野横断型の「第三世代」スマートシティ実現に向けたDTC(デジタル・ツイン・コンピューティング)を活用した高度な都市OS(情報基盤)の実装に取り組むほか、国が掲げる「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けた電気・熱エネルギーのCO2排出量実質ゼロの実現を目指す。

 街区のマスターデザイン・空間づくりには、ロンドンを拠点に活動するPLP アーキテクチャーを起用する。このほか設計は日建設計、山下設計、NTTファシリティーズ。

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基壇部上広場(完成予想図)

街区と日比谷公園をつなぐ道路上空公園(イメージ).jpg
街区と日比谷公園を結ぶ道路上空公園

日比谷公園から街区を臨む(イメージ).jpg
公園側からの完成予想図

 

 

 

 


 

 

 

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