第1号店が開業する「銭瓶町ビルディング(D棟)」
三菱地所は4月20日、中川政七商店と共同で進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)街区」の「学生経営×地方創生の新プロジェクト『アナザー・ジャパン』」第1期店舗の内装工事に着手するとともに、プロジェクトを支援する「企業サポーター」の正式募集を当日から開始したと発表した。
「アナザー・ジャパン」は、「TOKYO TORCH」街区で各都道府県出身の学生が自ら地元をPRする47都道府県地域産品セレクトショップ経営プロジェクト。学生が地方に赴き仕入れや収支管理、店舗づくり、プロモーション、接客を自ら考える実践的な教育モデルを展開する。また、学生と地元企業をつなぐことで、地方での就職・起業など東京から日本各地への新しい価値還元の仕組みを創出していく。
第一号店は今年3月に竣工した「銭瓶町ビルディング(D棟)」内に2022年8月開業予定。
企業サポーター制度は、「プロジェクト通年(協賛金額30~50万円)」、「プロジェクト2カ月単位(協賛金額15~25万円)」、「学生年間(協賛金額15万円)」の3つのカテゴリーから構成。サポーターは店舗内へ企業名を掲示するとともに、学生とのコラボレーション企画などで人材の育成に貢献していく。
企業サポーターから集まった支援金は、学生が仕入れ活動をするための交通費や宿泊費、学生が店舗で着用するユニフォームや所持する備品関係費用などに充当する。
2022年4月20日時点で決定した年間/スペシャル・サポーターはジェイ・エス・ビー、JTB、地主、船場、丹青社、八十二銀行、年間/スタンダード・サポーターはコクヨ、デロイト デジタル。
第1号店内観(完成予想図)