皆さんは冒頭の洗濯ブラザーズ監修による「生乾き臭にもう悩まない!正しい洗濯チェックテスト」に何問正解できるか。「7問以上正解」が“洗濯優等生”、「3問~6問正解」が合格点、「0問~2問正解」の方は間違った知識のもと洗濯をしている可能性大だそうだ。
洗濯ブラザーズは、茂木貴史氏、茂木康之氏、今井良氏の3人で結成し、毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をするプロ集団。
チェックテストはリンナイが6月6日発表した全国20~60代の男女計1,000名を対象に、「洗濯」に関する意識調査結果をまとめ発表したリリースの一部。“洗濯優等生”は1割という結果で、「⑧晴れた日は日光に当てて乾かす(正解は×)」の正答率は22.3%だった。
調査の結果、梅雨時に負担を感じる家事のトップは「洗濯」で53.8%に達した。洗濯の悩みとしてもっとも多いのが5割の「乾きづらい・乾かしづらい」、続いて3割の「生乾き臭」で、その洗濯物は厚手のタオル、トレーナー・パーカーなどとなった。
洗濯物の乾燥方法については、雨の日は4割が自然乾燥による部屋干し、3割が除湿器やエアコンなどの家電を使用した部屋干しで、部屋干しする場所はリビング・ダイニング」が約6割、寝室が約3割、浴室乾燥機は約22%だった。
梅雨時の洗濯・乾燥3つのポイントは①たっぷりの水で洗う②「①湿度」「②温度」「③風」③5時間以内に乾燥だそうだ。臭いの原因になる菌やカビが潜んでいる洗濯槽の洗浄も梅雨時は1か月に一回がおすすめという。
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記者も約10年間〝主夫〟を経験したので、梅雨時や冬時の洗濯には苦労した。子どものズボンにティッシュが入っているのをそのまま洗ったときなどは泣けてきた。自分のバスタオルは2度3度、使いまわしをした。(湯上りのきれいになった体をふくのだからバスタオルは洗う必要がない)
デベロッパーから頂いた物干しポールは重宝した。マンションには必須アイテムだと思うが、標準装備している物件は少ない。商品企画担当はなにを考えているのか。
一つ提案。デベロッパーがコスト削減のため浴室のタオル掛けを1つにしたりなくしたりしている。ならば、バスタオルは薄く小型化を図り、夫婦・親子兼用にしてはどうか。心と体をきれいにする自動浴槽と洗濯・乾燥・洗浄機能付きの浴室にしたらスペースが節約でき、水の消費も大幅に削減できる。リンナイは開発しないか。