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2022/06/22(水) 21:13

〝母になるなら、父になるなら〟流山 記者に付きまとう30羽のハトの群れはなんだ

投稿者:  牧田司

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南流山 駅前広場のハトの群れ

 6月20日の続きはまだある。午後4時過ぎだ。売れ行き好調のポラス中央住宅の「ルピアコート南流山」の取材を終え、駅前の喫煙所で一服し、朝食を9時ころに取ったあとは水一滴も飲んでおらず、さすがにお腹が空いたのでどこかで食事でもしようと駅前広場を歩いていた。突然、ムクドリでもカラスでもないハトの群れがわっと押し寄せてきた。その数ざっと30羽。

 一瞬ギクリとした。小生と同様、お腹を空かせており、何とか獲物にありつこうと寄ってきたのか、それとも身内の平和を脅かす闖入者を追っ払おうとしたのか、小生との視線を逸らせ、クック、クックと小ばかにしたように距離を詰め、酔っぱらいのようなぎこちない足取りでもって後についてくるではないか。

 人畜無害の記者だ。与えるものなどなにもない。糖尿の薬くらいだ。ハトは意外と獰猛とも聞いているので、ひょっとしたらヒッチコックの「鳥」のように小生に襲いかかり、目の玉をえぐり、干からびた肉に武者ぶりつく魂胆ではないかと身構え、睨みつけた。

 ところが、記者の威嚇など全然怖くないのか、なおも迫ってくる。交番に駆け込む手もあったが、たかがハト相手にそんなことをしたら気でも狂ったのかとおまわりさんにバカにされるのがおちだと理性を働かせて、駅近くの飲み屋に駆け込んだ。

 それにしても、さすが流山だ。〝母になるなら、父になるなら〟のキャッチフレーズの伝道師か、ハトまで街と人にしっくり馴染んでいた。

実に美しいケヤキの剪定 ムクドリ対策 柏の葉キャンパス駅前の街路樹(2022/6/22)

 

 

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