積水ハウスは9月8日、2023年1月期第2四半期決算を発表。売上高は1兆4,236億円(前年同期比16.3%増)、営業利益は1,464億円(同33.5増)、経常利益は1,476億円(同32.6%増)、純利益は1,040億円(同43.4%増)と大幅増収増益となった。
セグメント別では、請負型は売上高5,342億円(同9.6%増)、営業利益579億円(同0.1%増)。戸建住宅事業、賃貸住宅事業とも好調に推移したが、建築・土木事業は大型案件の売上計上が増加した一方、大型建設工事需要の減少、資材高騰の影響などで減益となった。
ストック型はリフォーム、不動産フィーとも順調で、売上高3,910億円(同5.3%増)、営業利益403億円(同1.3%増)。
このほか、分譲住宅事業、マンション事業の開発型や国際事業とも大幅増収増益となった。
2023年1月期の業績予想は2022年3月10日に発表した計画から上方修正。売上高2兆9,300億円(前回予想比5.1%増)、営業利益2,600億円(同10.2%増)、経常利益2,600億円(同11.1%増)、純利益1,740億円(同10.1%増)を見込む。
配当は、第2四半期末配当を5円増額し52円とすることを決定。期末配当も5円増額の52円とし、年間配当金は104円(前期実績90円)と予想を修正した。