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2022/10/15(土) 08:11

5つ星ホテル「パティーナ大阪」日本初進出 2025年開業 NTT都市開発 

投稿者:  牧田司

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「パティーナ大阪」

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ホテルロゴ

 NTT都市開発は10月12日、同社が開発を進めている大阪都市計画特定街区「法円坂北特定街区」内の大阪・法円坂ホテル計画について、カペラホテルグループ(本社:シンガポール)とホテル運営委託契約を締結し、ホテルブランドを「パティーナホテルズ&リゾーツ」、ホテル名称を「パティーナ大阪」に決定したと発表した。カペラホテルグループのライフスタイルブランド「パティーナ」は2021年に開業した「モルディブ」に続き世界で2件目、日本初進出となり、2025年春の開業を予定している。

 施設は、Osaka Metro谷町線・中央線谷町四丁目駅から徒歩8分、JR大阪環状線森ノ宮駅から徒歩10分、大阪市中央区馬場町に位置する敷地面積約4,900㎡(特定街区全体:約13,600㎡)、地下3階地上20階建て延べ床面積約38,500㎡。客室数約220室。着工予定は2023年1月、竣工予定は2025年1月。開業予定は2025年春。事業主はNTT都市開発。基本設計/実施設計監修/内装実施設計はNTTファシリティーズ。実施設計・監理/施工は竹中工務店。外装デザイン監修は光井純アンド アソシエーツ建築設計事務所、インテリアデザイン監修はストリックランド。

 「法円坂北特定街区」は、敷地約5,800㎡の「史跡指定地」(開発・整備:NTT西日本)、約4,900㎡の「A敷地」(同:NTT都市開発)、約2,900㎡の「B敷地」(同NTT西日本)からなる全体敷地面積約13,600㎡からなり、大阪城公園や難波宮跡公園に隣接する立地を生かし、2つの公園を繋ぐ緑地空間と快適な歩行者空間を整備し、周辺施設への回遊性の向上を目指す。

 全体敷地の西側に位置する史跡指定地は、難波宮の遺構を表現した形状の広場として整備。中央に位置するA敷地はNTT西日本本社ビル跡地。東側のB敷地は通信ビルが建設され、大阪城天守閣を正面に望むオープンスペースを屋上に整備する。

 ホテルは、標準客室50㎡以上の5つ星ラグジュアリーリゾートホテルで、スパ・フィットネスエリア、スカイロビー・レストラン、MICEにも対応したバンケットホールを備え、大阪・関西万博を迎える国際観光文化都市・大阪の新たなシンボルをめざす。

 12日の記者発表会でNTT都市開発代表取締役社長・辻上広志氏は「大阪城に近い歴史あるエリア。国際都市にふさわしい高規格のホテルパート―としてカペラホテルグループを選定した」と語り、カペラホテルグループ社長 クリスティアーノ・リナルディ氏は「パティーナが提供するサービスは、シームレスな宿泊体験を生み出し、好奇心旺盛で意識の高い消費者にとって最上のライフスタイルを提供する」とコメントした。

 近接する難波宮跡公園は、大阪市初のPark-PFI活用事業として同社を代表構成員とするグループが整備予定者として選定されている。

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辻上氏(左)とクリスティアーノ・リナルディ氏

 

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