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2022/10/17(月) 10:47

ポラス 越谷市と帰宅困難者一時滞在施設提供に関する協定/頑張れ ポラネコ

投稿者:  牧田司

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 左からグローバルホーム取締役・真間正和氏、福田氏、橋本氏、ポラネコ

 ポラスグループのポラテックとグローバルホームは10月16日、越谷市と「災害時における帰宅困難者一時滞在施設の提供に関する協定」を締結、同日、越谷市長・福田晃氏とポラテック取締役・橋本裕一氏が出席して「体感住まいパーク越谷」で協定調印式を行った。施設所有者のポラスは契約内容を了承する。

 協定は、災害時に交通の途絶などにより帰宅困難者が発生した際に、越谷市の要請に基づき同社グループが管理する「体感すまいパーク越谷」で帰宅困難者を受け入れるもの。協定に基づく協力期間は、災害発生時から最大3日間で、トイレ、水道、冷暖房、食料、生活用品などを提供する。人数は1人につき床面積2㎡を目安に協議することになっており、想定人数は約90名。

 調印式に出席した福田市長は、「災害が発生した場合、越谷市では約2.6万人の帰宅困難者が発生すると予測されている。今回の協定によって市と事業所が連携して共助できることを心強く思っている。市は市民の命と暮らし、防災をしっかり進めていく」と挨拶した。

 橋本氏は、「当施設は有事には宿泊もできる。私事ながら(出身地の川越市で)消防分団長と水防団長を経験しており、その知見を生かし、スタッフの教育もしっかり行い受け入れ態勢を整えたい」と語った。

 市は、同様の協定をこれまでホテル、学校、商業施設など7団体と交わしており、今回が8施設目。トータルで3,986名(一人当たり2㎡)を確保することになる。

 この日は、東日本大震災と同等の揺れを体験できる地震体験車も用意され、防災イベントも行われた。両親と一緒に体験したお子さんは「心臓が止まりそうだった」と恐怖を語った。

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橋本氏(左)と福田氏

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「体感住まいパーク越谷」

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地震体験車

◇      ◆     ◇

 調印式には、オスかメスか年齢も未既婚(ネコは夫婦の契りを結ぶかどうか分からないが)かも不明だが、同社グループのマスコット「ポラネコ」も参加。ひときわ目を引いた。

 小生は先日、東京ヤクルトスワローズの球団マスコット「つば九郎」のホーム2,000試合出場を祝し、オープンハウスが神宮外苑の一等地(借地)に総事業費5,000万円をかけて建設した「つば九郎ハウ巣」を見学取材した。顔は赤く腹はたるみ、見るからに生活習慣病に侵されている風情だったが、それでもいつものように筆談で質問に答えるなど愛嬌を振りまいていた。

 マスコットといえば、わが西武ライオンズの「レオくん」は、西武が勝つと10回以上、距離にして20~30mをバク転してみせる。若き西武の象徴だ。

 「ポラネコ」もどんなパフォーマンスを披露するのだろうかと、セレモニーそっちのけで一部始終動きを追った。「ポラネコ」は手足を左右に振り元気そうだったが、いざ、市長や橋本氏らと記念写真を撮るため祭壇に上がろうとした段階で、何と、足がもつれ段差わずか20cmの祭壇に上がれないではないか。介助人に支えられながらやっとあがる有様だった。まずいものでも食べて食あたりしたのか。

 「つば九郎」や「レオくん」「くまモン」「ふなっしー」に共通するのは、彼、彼女らは単なる張りぼて、猛禽類ではなく、人間以上に人間らしい自立した存在感を示しており、それが消費者に共感を呼んでいることだ。「ポラネコ」にも頑張っていただきたいので、あえて書いた。頑張れ「ポラネコ」!

 ◇        ◆     ◇

 次の取材先の同社「第4回 おえかきコンクール」表彰式会場に向かったら、いきなり、同社グループ野球部の主砲・清水悠紀氏から声をかけられた。名刺の肩書には「住宅品質保証 アフターメンテナンス二部 千葉ロングサポート課課長」「二級建築士」とあった。

  コロナ禍でRBA野球大会は3年間中止を余儀なくされており、清水氏も「全然やっていない。選手同士との連絡もない。再開されるのであれば優勝できるよう頑張る」と話した。 

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清水氏

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