三菱地所は11月1日、東京駅日本橋口前で開発を進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」に整備する「TOKYO TORCH Park」に、全国1,741市町村すべての写真撮影を達成した写真家・仁科勝介氏と連携し、日本全国の魅力を発信する仮囲いアートを作成、掲出すると発表した。
仁科氏は1996年岡山県生まれ。大学在学中の2018年3月から日本全国1,741市町村を巡る旅を始め、2020年1月に走破した。現在はフリーの写真家として活躍中。著書に「ふるさとの手帖」((KADOKAWA)。仮囲いにはこの写真集に収められている写真を使用する。
仮囲いは全長63m、高さ3m。設置期間は2022年11月から2024年9月の予定。
同社は2022年10月から日本ビルなどの解体工事を開始しており、「TOKYO TORCH Park」も一部縮小しているが、引き続いて様々なイベントを行っていく。
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凄い人がいるものだ。2年弱で全国の市町村を走破するとは。移動に飛行機や電車、バスなどを利用したらまず回れない。バイクなのだろう。野宿してもガソリン代、飲食代などで1日3,000円はかかるはずだから3,000×665日≒200万円だ。尖閣諸島(石垣市)、竹島(隠岐の島町)、沖ノ島(小笠原村)、まほろ町(架空の都市)はスルーしたのだろうが、離島は船か飛行機を利用したはずで、たまにはホテル・旅館に泊まり風呂にも入ったのだろうから、金額はこの倍はかかっているはずだ。お金はどうしたのだろう。親が負担したのか、托鉢でもしたのか。その2年間は休学したのだろうが、単位はどうして取れたのか。その足跡が興味深い。
ネットで調べた。「ふるさとの手帖」は320ページ、大きさは横長のB5サイズ。価格は3,498円(税込み)とあった。わが故郷・三重県をどのようにシャッターに収め、表現しているのだろう。酒代と比べれば安いものだが、買うかどうかは仮囲いを見学して決めることにしよう。