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2022/12/28(水) 11:38

暦年の分譲住宅 持家をリード 16年ぶり上回るか 国土交通省 11月の住宅着工

投稿者:  牧田司

 国土交通省は12月27日、令和4年11月の新設住宅着工戸数をまとめ発表。総戸数は72,372戸(前年同月比1.4%減)で2か月連続の減少。内訳は、持家は 21,511戸(同15.1%減)で12か月連続減少、貸家は29,873戸(同11.4%増)で21か月連続の増加、分譲住宅は20,642戸(同0.8%減)で4か月ぶりの減少となった。分譲住宅の内訳は、マンション8,092戸(同1.8%減)で4か月ぶりの減少、一戸建住宅12,370戸(同1.1%減)で19か月ぶりの減少。

 首都圏マンションは4,456戸(同46.5%増)で、都県別では東京都2,868戸(同77.0%増)、神奈川県866戸(同-6.7%減)、埼玉県500戸(同53.4%増)、千葉県222戸(同32.9%増)。

 1~11月では総数47,580戸(前年同期比3.0%増)で、都県別では東京都27,031戸(同4.7%減)、神奈川県10,340戸(同3.0%減)、埼玉県5,273戸(同41.0%増)、千葉県4,936戸(同44.8%増)となっており、相対的に価格が高い東京都と神奈川県が減少、埼玉、千葉の着工増が目立っている。

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 令和4年1月~11月では持家233,519戸(前年同期比11.2%減)で、分譲住宅235,287戸(同5.0%増)となっており、その差1,768戸。残り1か月。分譲住宅が持家を上回れば2006年(平成18年)以来16年ぶりとなるが、僅差だけに果たしてどうなるか。

 また、1~11月のマンションでは、近畿圏が21,776戸(同11.6%増)なのに対し、その他地方は22,175戸(同9.5%増)。こちらもデッドヒートを展開している。


 

 

 

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