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2023/01/16(月) 17:03

ヤマト運輸 クロネコ見守りサービス 3か月無料キャンペーン

投稿者:  牧田司

 ヤマト運輸は1月16日、クロネコ見守りサービス「ハローライト訪問プラン」の新規申し込み3か月無料キャンペーンを実施すると発表した。同日から3月31日までに同サービスを新規に申し込んだ人は、月額料金1,078円(税込み)が3か月間無料となる。

 同サービスは、利用を希望する設置先の自宅内にIoT電球「ハローライト」を設置、ハローライトの点灯/消灯の動きを24時間(前日朝9時00分~当日朝8時59分)監視し、動きがない場合、事前に指定された通知先とネコサポサービスセンターに異常検知のお知らせメールを自動配信するもの。2022年12月末で約3,000件の申し込みがあるという。

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 いいサービスだ。同様の見守りサービスは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)では当たり前になっており、ホームセキュリティ会社などの参入も相次いでいる。今後の人口構成を考えたら、飛躍的に伸びる事業の一つだろう。

 記者が注目しているのは、電気、ガス会社と各自治体との連携による共同検針によるスマートメーター通信ネットワークの整備だ。すでにその研究は行われており、開発費用は莫大になるが、2025年から導入が開始される模様だ。

 そうなれば、検針に要するコストが大幅に削減され、高齢者世帯などの見守りもできるようになる。

 もう一つ期待したいのは火災の予防だ。連日のように住宅火災が報じられ、高齢者を中心とする死亡者も伝えられている。火災が発生しそうになったら、大声で危険を知らせ、蛇口にホースをつないで消火活動をするロボットの開発はできないのか。

 内閣府の高齢社会白書によると、令和3年10月1日現在、75歳以上の人口は1,867万人(男性733万人、女性1,134万人)で、総人口に占める割合は14.9%に達している。「団塊世代」が75歳以上となる令和7年に3,677万人にのぼり、令和47年には実に25.5%、約3.9人に1人が75歳以上になると推計されている。

 定義もなく、統計データはないようだが、「孤独死」は全国で年間30,000~40,000人と推測されている。「自死」を思いとどまらせるロボットの開発も急がれる。


 

 

 

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