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2023/01/31(火) 16:22

総数は前年比0.4%増 分譲住宅が16年ぶりに持家を上回る 令和4年住宅着工

投稿者:  牧田司

 国土交通省は1月31日、令和 4 年の新設住宅着工戸数をまとめ発表。総戸数は859,529戸となり、前年比0.4%増、2年連続の増加となった。床面積は69,010千㎡で、前年比2.3%減、昨年の増加から再び減少に転じた。

 利用関係別では、持家は253,287戸(前年比11.3%減、昨年の増加から再び減少)、貸家は345,080戸(同7.4%増、2年連続の増加)、分譲住宅は255,487戸(同4.7%増、2年連続の増加)。分譲住宅の内訳はマンション108,198戸(同6.8%増, 3年ぶりの増加)、一戸建住宅145,992戸(同 3.5%増、2年連続の増加)となった。

 首都圏マンションは52,379 戸(同4.8%増)で、都県別では埼玉県5,551戸(同39.6%増)、千葉県6,310戸(同76.0%増)、東京都29,579戸(同5.3%減)、神奈川県10,939戸(同2.2%減)となった。このほか近畿圏は22,999戸(同10.0%増)、中部圏9,145戸(同5.3%増)、その他23,675戸(同9.0%増)。

 この結果、分譲住宅は2006年(平成18年)以来16年ぶりに持家を上回った。マンション着工戸数では、その他地方が近畿圏を上回るのは平成20年以降で同20年、同29年、令和3年に続き4度目となった。

 

 

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