「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」
野村不動産は3月22日、参加組合員として事業参画している「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」が同日竣工したと発表した。
事業は、JR京浜東北線川口駅から徒歩3分、川口市栄町三丁目に位置する敷地面積9,069㎡、28階建て延床面積約66,572㎡。主要用途は住宅、店舗、事務所、医療施設、子育て支援施設、駐車場、駐輪場など。住宅は専有面積46.63~115.77㎡、坪単価は340万円。設計・監理はINA新建築研究所。施工(特定業務代行者)は前田建設工業・埼和興産共同企業体。商業コンサルタントは野村不動産コマース。入居時期は2023年3月下旬。商業施設は5月24日グランドオープンする。
同プロジェクトは2006年6月に勉強会が発足し、2017年5月に都市計画決定、2018年3月に再開発組合設立認可、2020年2月に工事着手。約17年の歳月を経て竣工した。
①商店街の活性化②地域貢献③地域分断化への配慮④歩行空間の充実を図り、1~3階は商業・業務施設(樹モールプラザ)、4~28階は総戸数481戸のマンション「プラウドタワー川口クロス」を整備した。物件は川口市の「低炭素建築物認定」を受けており、30代を中心に単身世帯からファミリー、シニア層まで幅広い層に評価されているという。