東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は4月10日、2023年3月の首都圏不動産流通市場動向をまとめ発表。中古マンションの取引件数は前年同月比1.1%増の3,442件、成約㎡単価は同6.8%上昇の69.83万円、価格は同6.8%上昇の4,441万円、専有面積は同0.02%増加の63.59㎡となった。
成約件数は2月に続いて前年同月を上回り、成約㎡単価は20年5月から35か月連続、成約価格は20年6月から34か月連続でそれぞれ前年同月を上回った。専有面積はほぼ横ばいながら21年5月以来22か月ぶりに前年同月を上回った。
中古戸建の成約件数は前年同月比1.2%減の1,186件、価格は同4.6%上昇の3,914万円となった。成約件数は22年1月から15か月連続で前年同月を下回り、成約価格は20年11月から29か月連続で前年同月を上回った。