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2023/05/15(月) 22:23

三菱地所 スマートホームサービス 初の外販1号マンション 顔認証と連携

投稿者:  牧田司

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 三菱地所は5月15日、同社の総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」の外販第1号となる、DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を搭載したプロパティエージェントの分譲マンション「ヴァースクレイシアIDZ板橋本町アーバンレジデンス」をメディア向けに公開した。

 「HOMETACT」は、集合住宅のエントランス解錠や玄関ドアの施解錠、居室内照明・空調・ロボット掃除機などの遠隔操作が特定のブランドやメーカーに依存しなくても可能なだけでなく、住空間に居ながらスマートスピーカーによる音声操作で複数メーカーのIoT機器を横断的かつ一括制御できるのが特徴。

 「FreeiDは、鍵や財布・スマホを持つことなく、手ぶらでリアルな世界でのあらゆる行動(「入退」「本人確認」「決済」)を繋ぐ顔認証プラットフォーム。これまでの顔認証サービスはユーザーアプリや管理システムがそれぞれ異なることから使い勝手が悪かったが、1度の顔登録だけで様々なサービスが受けられるのが特徴。

 双方を連携させることで、1つのアプリやスマートスピーカーで家の「中」の暮らしをつなぎ、手ぶらで〝顔だけ〟で、家の「外」の暮らしをつなぐ世界を実現する。

 見学会で三菱地所住宅業務企画部新事業・DXユニット統括の橘嘉宏氏は「DXリテラシーは進化しているのに、アプリがバラバラ、ユーザーの利用ハードルが高い、コールセンターの対応にも問題があるなどデベロッパーはそれに追いついていない現状がある。『HOMETACT』はこれらの参入障壁を取り除こうと、わが国のメーカーが苦手とするAPI連携に真正面から取り組んでいる。自社マンションへの採用も決まっており、既存マンション、戸建てへの提供も考えている」と話した。

 DXYZ取締役社長・木村晋太郎社長は、「2021年からサービスを開始した『FreeiD』は32棟の導入実績があり、利用者の97%の方から便利と評価されている。〝百聞は一見に如かず〟そのよさを体験していただきたい」と語った。

 プロパティエージェント担当者は「契約はこれからだが、23区内のマンションの坪単価は350~400万円になっているのに対して相対的に安く、お客さんからは『最先端のIOTが入っているマンションを体験出来て感動した』などの声が寄せられている」と販売に自信を見せた。

 物件は、都営三田線板橋本町駅から徒歩5分、板橋区大和町の商業地域に位置する敷地面積約208.12㎡、13階建て全38戸。専有面積は25.47~56.15㎡、一般分譲対象は2LDKの8戸で、非分譲の30戸は投資家向けなどに分譲済み。第1期(3戸)の価格は5,390万~5,960万円(55.67㎡)、坪単価は340万円。施工は住建建設。建物は2023年3月中旬に竣工済み。二重床・二重天井、リビング天井高2400ミリ、食洗機付き、二重サッシなど。

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橘氏(左)と木村氏

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スマホなどの画像は認証しない

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 頼みもしないのにビリビリと不安をあおるニュースの着信号に辟易し、西武の試合がどうなっているか気掛かりではあるが、見だしたらきりがなく、生活の全てを四角い機器に牛耳られるのが嫌で、記者はスマホは電話、メール機能くらいしか利用せず、空き時間はもっぱら小説を読んで過ごしているのだが、「HOMETACT」や「FreeiD」などは現在の社会では欠かせない機器・サービスであるのはよく分かる。加速度的に普及するはずだ。 

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モデルルーム

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現地

スマホ一つで住設機器・家電など操作・ 管理 三菱地所 スマートホームサービス開始(2021/11/4)

 

 

 

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