「にじいろ保育園高野台」
三井ホームは5月19日、同社が施工し、同社として初めて「ZEB Ready」を取得した木造保育園「にじいろ保育園高野台」が竣工、4月に開園されたと発表した。
物件は、練馬区高野台三丁目に位置。敷地面積は約529㎡、延床面積は約513㎡。運営事業者はライクキッズ。スケルトン工事(設計・施工)は三井ホーム。内装工事の設計監理は岩本建築デザイン事務所、施工は三井ホーム。構造は2階建て木造枠組壁工法。工期は2022年9月~2023年2月。
「ZEB(Net Zero Energy Building)」は、消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した非住宅の建物で、「ZEB Ready」は基準一次エネルギー消費量を50%削減することでBELS評価により認証されるもの。
スギの木(35年生)に換算すると約600本分に相当する炭素約150t-CO2を貯蔵し、約80帖の大空間や外観の丸い窓・カラフルな階段などで保育環境に配慮し、内装にはふんだんにヒノキを使用し、木質感により保育園児やスタッフへのリラックス効果を演出している。