飯田グループホールディングスは2月9日、2024年3月期第3四半期決算を発表。売上高1兆177億円(前年同期比0.2%減)、営業利益488億円(同43.9%減)、経常利益300億円(55.5%減)、純利益311億円(同53.0%減)となった。主力の戸建事業は売上高8,648億円(同0.2%減)、売上総利益率13.0%(同4.6ポイント減)、販売棟数28,711戸(同1.0%減)、平均価格3,012万円(同0.8%増)となった。
同社は、販売価格については原価上昇分全てを売価に織込めず利益率が低下、市中在庫が過剰な状況が続いており、価格を上げにくい環境で、建物原価については木材価格が低下した一方で、その他資材はメーカー値上げの影響で増加、トータルでは建物原価は2Q比で20万円減少し、土地原価については2Q比で48万円増加。首都圏エリアの販売比率が高まっていることに加え、当該エリアでの仕入単価上昇の影響を受けているとし、適正在庫水準の維持に優先的に取り組む方針としている。
セグメント別の戸建分譲販売棟数は次の通り。
・アーネストワングループ 7,580棟
・一建設グループ 7,229棟
・飯田産業グループ 4,368棟
・タクトホームグループ 3,579棟
・東栄住宅グループ 3,373棟
・アイディホーム 2,566棟