東京建物・野村不動産・中央住宅・ファーストコーポレーションは3月5日、JR千葉駅から徒歩4分の三越千葉店跡地の免震マンション「Brillia Tower 千葉」の第1期90戸の登録申し込みを3月9日から開始すると発表した。
建物は免震構造で1・2階に商業施設や保育所を整備し、街のにぎわいを創出する。2023年9月のホームページ開設以来、総エントリー数は2,800件を超え、2024年1月6日に公開したモデルルームの延べ来場者数は700組超(2024年2月25日時点)。
物件は、JR千葉駅から徒歩4分、千葉市中央区富士見二丁目の商業地域に位置する23階建て全491戸(募集対象外10戸含む)。専有面積は33.99~160.10㎡、第1期(90戸)の専有面積は58.26~160.10㎡、価格は6,588万円~29,998万円(最多価格帯8,400万円台)。登録受付は2024年3月9日(土)~3月20日(水・祝)。設計・施工はファーストコーポレーション。デザイン監修は光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所、Oil。竣工予定は2026年8月下旬。
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取材を申し込んでいるのだが、顧客対応に忙殺されているようで実現していない。埼玉県の県都・浦和駅前の再開発マンションは坪500万円を突破するのは間違いないが、千葉駅前の一等地とはいえそこまでは無理で、坪単価は最低で350万円、均して400万円に届くかどうかだと予想している。「Brillia」はその壁を突破するか。高値を追求できないのは、千葉県下で〝価格ありき〟のマンションを供給してきたデベロッパーにも責任がある。